セネガル20年ぶりW杯GL突破決める決勝G DFクリバリはシセ監督の正統後継者

公開日: 更新日:

 試合終了の笛が鳴った瞬間、歓喜と落胆がピッチに渦巻いた。

 勝ったチームがグループリーグ突破となる一戦。アフリカ王者のセネガルが激戦を制し、グループAを2位通過。2002年日韓大会以来、20年ぶりの決勝トーナメント(T)進出を決めた。

 敗れたエクアドルの選手たちが思わず膝をついて嘆き悲しむ一方、セネガルはシセ監督が喜びを爆発させるなど、歓喜に沸いた。

 エースのFWサディオ・マネ(30=バイエルン・ミュンヘン)が大会直前に右足の故障で出場を断念する中、前半から果敢にエクアドルを攻め立てた。

 試合を決めたのは、キャプテンのDFクリバリ(31=チェルシー)だった。

 前半に1点を先制して迎えた後半、エクアドルに同点に追いつかれた直後の25分、セットプレーからのこぼれ球を右足で巧みに合わせてゴールネットを揺らした。クリバリの代表初ゴールが決勝点となった。

 センターバックとしてもDF陣を取りまとめ、後半のエクアドルの猛攻を何とか防いだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは