ガーナに敗れW杯予選敗退危機のサッカーだけじゃない! 韓国スポーツ界が直面する冬の時代

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 韓国が格下ガーナに敗れ、グループリーグ(GL)敗退危機に直面した。
 
 前半に2点を奪われて迎えた後半、FW曺圭成の2ゴールで一度は同点に追いつくも、23分にガーナのMFクドゥスに決勝ゴールを決められた。試合終了直後にはラストプレーになると思われたコーナーキックが行われなかったことにベント監督が審判団に猛抗議。レッドカードを食らう始末で、最終節のポルトガル戦は指揮官不在の戦いとなる。

 10大会連続出場の韓国は2002年日韓大会でベスト4入りを果たしたが、以降は10年南ア大会を除いてすべてGLで敗退している。地元メディアは今年、E-1選手権を筆頭にU23、U16、大学代表戦でいずれも日本に完敗していることを問題視。代表には厳しい視線が注がれている。

 韓国スポーツ界は今年、女子ゴルフのチョン・インジが全米女子などメジャー三冠を達成した一方で、近年は国際大会で苦戦が続いている。昨夏の東京五輪では金メダル6個と84年ロス五輪以来最少にとどまった。今年の北京冬季五輪の総メダル数は、前回平昌五輪からの8個減の9個だった。

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