藤浪を見限るのも早い?「マネー・ボール」を体現したB・ビーン氏のドライな選手評価指標

公開日: 更新日:

ビリー・ビーン(シニアアドバイザー・60歳)

 統計的手法である「セイバーメトリクス」をいち早く取り入れ、徹底したデータ重視の補強策でMLBに革命をもたらしたのがこの人。

 それまで軽視されがちだった出塁率に着目し、長打力と選球眼を重視した独自の補強を展開。四球を好み、バントや盗塁を嫌う戦術などを記した「マネー・ボール」は全米でベストセラーとなり、後にブラッド・ピット主演で映画化されて話題を呼んだ。

 ビーン氏は1980年のドラフト1巡目(全体23位)でメッツ入団。走攻守三拍子揃った外野手として将来を嘱望されながら、メジャー通算6年間で148試合の出場に終わり、アスレチックスでユニホームを脱いだ。スカウトの目でなく、数字を重視した戦略は自身の体験が大きい。

 現役引退後は自ら希望してスカウトに転身し、97年にGMに就任。低予算で運営するチーム方針に沿った「マネー・ボール」を展開し、チームは2000年から4年連続ポストシーズン進出を果たした。当時、チームを指揮したアート・ハウ監督は「ビーンGMの操り人形」と揶揄され、現在では当たり前になったフロント主導によるチーム編成を取り入れた。ここ5年で3度プレーオフに進出するなど、依然としてチームはコンスタントに結果を出している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網