西郷真央が“国内V特典”の米ツアー参戦で罰金100万円…女子プロ協会「規定」の時代錯誤

公開日: 更新日:

 日本女子プロゴルフ協会は、今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(3月2~5日・沖縄)と同週にシンガポールで開催される「HSBC女子世界選手権」に出場予定の西郷真央(21)に対し、前年覇者の出場義務違反による罰金100万円を科すことになった。

 西郷は昨季、ダイキンでツアー初勝利を飾り、約2カ月半で5勝を挙げた。4勝目の「パナソニック・オープン」の優勝により今年の「HSBC」の切符を手にしたが、女子プロ協会は今回、「HSBC」が海外主要トーナメントに該当しないことから、ツアー規定で「海外主要トーナメントに出場する場合は出場義務違反を免除する」とした項目には当てはまらない旨を事前に選手に伝えていたという。

 これで思い出すのは2年前の渋野日向子(24)の一件だ。渋野もこの年、4月から約3カ月間米女子ツアーに参戦。前回大会で優勝した「ワールドレディス選手権サロンパス杯」を欠場し、100万円の罰金を取られた。

■海外志向の強い選手を応援する一方で…

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」