2013年賞金女王はイップスに苦しみ5年後に事実上引退…今季国内初戦の西郷真央は大丈夫?

公開日: 更新日:

「試合と練習は違うからな」

 あるツアー関係者がこう漏らすのは西郷真央(21)のことだ。17日開幕のTポイント×ENEOSゴルフ(鹿児島高牧CC=6419ヤード・パー72)が今季国内初戦となる。

 西郷は昨季の序盤は10戦5勝と大活躍も終盤は失速。最終戦のツアー選手権は通算35オーバーの最下位に沈んだ。

 原因は「振るのが怖い」というドライバーショットに対する不安感だ。

 大事な場面でのミスなどがきっかけで、突然思い通りのプレーができなくなる運動障害のイップスではないかと言われ、今季初戦の米女子ツアー「HSBC女子世界選手権」(シンガポール)でのプレーが注目されたが、予選落ちがない4日間大会のスコアは通算16オーバーで66人中65位。3日目には85(40・45)もたたき、本人は「縦距離が合わなかった」といったが、クラブを一新したからといって、トッププロが85も叩くのは尋常じゃない。

 それは4日間のスタッツをみてもわかる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝