侍Jを待つアウェーの洗礼…WBC決勝R初開催のマイアミは人口の6割がヒスパニックかラテン

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 準決勝、決勝の舞台であるマイアミは、米経済誌「フォーブス」が全米で最も惨めな都市に選んだこともあるほど。人口の6割強がヒスパニックまたはラテン系で、キューバを筆頭に中南米からの移民が多い。

 全米でも有数の犯罪発生率が高い場所で、1日に2回、拳銃を向けられた日本人観光客もいる。

 写真はWBCが行われているローンデポパークのスタンド風景。ご覧の通り、熱狂的なファンが、主に中南米諸国に熱い声援を送る。

 過去4回の決勝ラウンドはサンディエゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ロサンゼルスと、いずれも西海岸の都市で行われた。東海岸の球場に比べたらファンは穏やかでノンビリしているとはいえ、それでも選手たちは「完全にアウェーだった」と口をそろえた。

 日本時間21日の準決勝の相手はメキシコ。中南米のチームゆえファンは熱い。グラウンドの選手たちは、スタンドからこれまでの大会以上の罵声やブーイングを浴びることになる。

 侍ジャパンナインは、スタンドも敵と思った方がいい。

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