WBC準決勝で侍Jと対戦メキシコには重大欠点! 身体能力ケタ違いも集中“プッツン”あるある

公開日: 更新日:

 日本時間18日に行われたWBC準々決勝のメキシコープエルトリコ戦は、メキシコが5-4で勝利。同21日の準決勝で日本代表と対戦する。

 メキシコ代表には現役メジャーリーガーが多数参加。1次ラウンドで米国を撃破しての1位通過だ。

 日本代表にとって、今大会で初めてぶつかるであろう高い壁。投手戦になるか打ち合いになるか、いずれにしても、これまでのような楽な戦いはさせてくれそうにない。

 しかし、そんなメキシコにも穴、欠点はある。大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「これは中南米の選手にありがちですが」と、こう続ける。

「感情を爆発させて後先考えない行動に出ることが少なくない。さらにチーム一丸で団結し、集中力が高まっている時は恐ろしい相手だが、その集中力が長く続かない傾向もある。今大会ではメキシコの遊撃手、ルイス・ウリアス(ブルワーズ)が、12日のコロンビアとの延長戦でさほど難しくない打球をファンブル。この隙に三塁走者がホームインし、格下のコロンビアに決勝点を献上してしまった。プエルトリコでもエース格のホセ・ベリオス(ブルージェイズ)は元々好不調の波が激しく、13日のベネズエラ戦では2回途中6失点でKOされています」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘