エンゼルス大谷翔平は開幕へ一度ペースダウンか…休養日にキャンプ施設「3時間滞在」の謎

公開日: 更新日:

「投球は8割程度の力の入れ具合。ときおり球が抜けて納得がいかないのか、マウンド上で『あ~』とタメ息のような声を上げていたのが印象的でした」

 こう言うのは現地特派員のひとり。日本時間25日、大谷翔平(28=エンゼルス)がキャンプ地である米アリゾナ州テンピのマイナー施設でダイヤモンドバックスのマイナーリーガー相手に4回3分の2を投げたのを見ての感想だ。

■残る体の張り

 WBC決勝で見せた渾身のリリーフ登板から中2日。大谷はここから中5日で31日の開幕戦(対アスレチックス)に登板することになる。肩肘は大丈夫か、疲労はないか、注目される中、4安打1失点、8奪三振。まずまずの投球を見せたものの、試合後の会見では本人の気掛かりなコメントもあった。

「いつもなら2日前、投げた試合の日にブルペンで軽く20~30球くらい投げる。それがゲームで15球くらい強く投げているので、多少、体の張り感は残っていますけど」

 フツーは登板の2日前と当日、ブルペンで軽く投げる。しかし、「ゲームで15球くらい強く投げている」から、「張りは残っている」というのだが、「強く投げた」どころかメジャー移籍後最速となる164キロをマーク。それから中2日でこの日は81球も投げた。張りが残るのは当然だし、大谷の体にはそれ以上の負荷がかかっていたとしても不思議ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後