“ダルビッシュジャパン”で生じていた温度差 代表内には 「雰囲気が緩んでいる」の声もあった

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「最初は硬いところというか、気負いもあったと思うんですけどだんだん取れてきて、すごく楽しみながら日常生活も野球もしていたように思います。とにかく楽しく野球をしているところをファンの方々に見てもらうのが大事だと。プラス、結果もついてきてよかった」

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 ダルビッシュ有(36=パドレス)が世界一達成会見でこう喜んだ。

 メジャーリーガーで唯一、宮崎合宿から参加し、投手陣には日米プロ18年間で蓄積した技術と知識を惜しみなく伝授。野手陣とも決起集会などを通じて意思疎通を図り、チームは自然とダルを中心に結束した。選手からはこんな声が聞かれた。

「佐々木朗希なんかは当初、緊張していたこともあってか、ダルビッシュさんが声をかけても、一言くらいしか返すことができず、会話が続かなかった(笑)。でも、ダルビッシュさんは『スライダーはどういう握りで投げているの?』といった感じでまずは質問から入って、徐々に僕らが聞きたいことを引き出してくれました」

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