大谷効果で“エンゼルス兜”の製造会社が嬉しい悲鳴! ツノがポロリ…にも理由があった

公開日: 更新日:

「この件で、ニュースを見た一般の方から『こんなに壊れやすいモノを送ってるんじゃない!』とお叱りの電話もありました……ただ、鍬形が取れやすいのは理由があります。武士が馬に乗っていて鍬形が木に引っかかった際や、敵の槍が鍬形にぶつかった場合、すぐに外れることで衝撃を逃がすことができるのです。逆に固定されている方が危ないので、基本的に兜の鍬形は取り外しができるようになっています。レンヒーフォ選手は『壊してしまった』と驚いたかもしれませんが、『全然大丈夫です』と伝えたいです(笑)。もしも兜に何かあれば、気軽に連絡を頂きたい。しっかりメンテナンスや修理などのアフターサービスもございますので」(前出の担当者)

 兜はホーム球場に置き去りではなく、エ軍とともに全米各地を転戦する。今年のエ軍の総移動距離は約7万718キロでメジャー5番目の長さだ。地球一周が約4万キロだから、とてつもない距離なのだ。

「弊社の製品は"現代甲冑"といって、撮影や舞台などで使うことも想定して作っているので、激しい動きや衝撃に耐えられます。気温や湿度もまったく気にする必要がありません。だから、安心してたくさんかぶってくれたら嬉しいです」(同前)

 これからは心配なくパフォーマンスを楽しめそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    突然告げられた強制米留学、現地では毎日ドミニカ人全員に飯を奢り続け、球団の領収書を切った

  2. 2

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  3. 3

    全英V山下美夢有の「凱旋フィーバー」は望み薄…6年前の渋野日向子と決定的な違いとは?

  4. 4

    酷暑の大阪万博会場を歩いたら“地獄”だった! 午後の気温は40度近く、大屋根リングはガラガラ

  5. 5

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  1. 6

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  2. 7

    東洋大姫路(兵庫)岡田監督「大学からは『3年で』と言われたけど、ナンボ何でも無理ですと」

  3. 8

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ

  4. 9

    中村芝翫に別れたはずの愛人と元サヤ報道…夫が不倫真っ只中でも妻・三田寛子は家族写真投稿の複雑胸中

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない