大谷に「1人で投げて打て」の重圧…先発時にトラウトかレンドンの休養増やすと指揮官示唆

公開日: 更新日:

 解任されたマドン前監督に代わって監督代行に就任した昨季の二の舞いを避けたい指揮官は今後もトラウト、レンドンの2人を定期的に休ませる方針。マウンドでの安定したパフォーマンスが見込める大谷の登板時に、主砲か4番を休ませるとほのめかしている。

 マドン前監督時代にも、大谷が投げる試合で主砲を休ませるのは珍しくなかったが、メジャーを代表する強打者のトラウトや、勝負強さが戻ったレンドンを欠けば、得点力が低下しかねない。

 昨季、大谷の登板時にトラウトが休養したのは5試合(IL入り期間を除く)。2度目のワールドシリーズを制したアストロズ(2試合)、強打のレッドソックス(チーム打率.258=30球団中2位)などが相手だったが、計34回を17安打2失点、54奪三振と好投。打っては19打数9安打の打率.474、1本塁打7打点と結果を残した。リアル二刀流としてのパフォーマンスを最大限に発揮して5勝負けなしだった。

 昨季の主砲休養時は自らの活躍で白星を引き寄せたが、今季も同様に打って投げて結果を出すことが求められる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗