ダルの2勝目を阻んだ標高2250mの悪条件…メジャー初のメキシコシティー開催で6回4失点

公開日: 更新日:

 パドレスのダルビッシュ有(36)が日本時間1日、メキシコシティーでのジャイアンツ戦に登板し、6回を3本塁打含む9安打4失点。勝敗はつかなかった。

 ダルはナ・リーグ2位のチーム本塁打43本(4月30日現在)と強力なジャイアンツ打線の餌食になった。一回、先頭のウェードに今季初被弾となる先頭打者本塁打を許すなど、昨年9月以来の1試合3発を浴びた。

 グローバル化を推進するMLBの方針から、大リーグ史上初めて同地でレギュラーシーズンを開催。会場の「アルフレッド・ハープ・ヘル・スタジアム」は標高2250メートルの地にあり、酸素濃度が薄く打球が飛びやすいうえに、変化球が曲がりにくい。実際、30日の初戦は両チームとも投手陣が大炎上。両軍合わせて11本塁打が飛び交う乱打戦となった。

 高地の球場といえば、ロッキーズの本拠地クアーズフィールド(コロラド州デンバー)がマイルハイ(標高1600メートル)として有名だ。同球場では多くの投手が打球の飛距離が出やすいことに悩まされており、ダルも例外ではない。

 これまで5試合に登板して1勝1敗、防御率5.26。変化球の精度が安定しないこともあってか、4本塁打を浴び、奪三振率7.7と、メジャーを代表する奪三振マシンにしては物足りない数字だ。

 ベテラン右腕はデンバーをも上回るメキシコシティーの高地で結果を残せなかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状