阪神青柳が5回7失点炎上で二軍降格も…エースは「捕手梅野」の最大の犠牲者、適役は坂本

公開日: 更新日:

 虎のエースがまた打たれた。19日の広島戦。昨季セ投手三冠の青柳晃洋(29)が、初回に5失点の大炎上。5回7失点で降板し、今季は2勝3敗、防御率5.63と不振を極め、試合後、岡田監督は二軍再調整を示唆した。

 その青柳を巡って、「坂本と組ませたほうがいい」との声が聞こえる。

 この2捕手の先発マスク時のチームの勝敗は、梅野隆太郎(31)の10勝13敗1分けに対し、坂本誠志郎(29)は13勝1敗。

「成績の差もさることながら、最大の犠牲者は青柳でしょう」とは、ライバル球団アナリスト。

「青柳は2ケタ勝利を挙げた21年、22年こそ梅野とのコンビでも結果を残しているが、青柳クラスの投手は調子がいいときは誰が捕手でも抑えるもの。ただ、今季は制球やボールのキレがイマイチ。梅野は投手のいいボールをどんどん投げさせるが、坂本はリスク管理が得意。青柳が昨季24試合中、坂本と14試合もコンビを組んだのは、本人の希望もあったと聞く。青柳はシーズン後半に調子を落とす傾向があるが、昨季は坂本とのコンビだったからこそ踏ん張れたと聞きました」

 岡田彰布監督の決断やいかに。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 8

    巨人が来秋ドラ1指名?明治神宮大会で躍動の青学大154キロ右腕・鈴木泰成は“4年越しの恋人”

  4. 9

    周囲が気を揉むドジャース山本由伸の結婚適齢期…今季大活躍でスポンサーからの注目度も急騰

  5. 10

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞