巨人ドラ1浅野翔吾「一軍昇格」の意味は? 原監督打撃指導すれど試合はベンチ外の不可解

公開日: 更新日:

 巨人ドラフト1位・浅野翔吾(18)が18日、富山で行われた「フレッシュオールスター」に「1番・中堅」で出場。

 初回先頭で高卒ルーキー門別(阪神)の初球のカーブを中前打。5打席目には入山(オリックス)から左翼へ適時打を放つなど5打数2安打1打点と躍動した。

 浅野は今季、イースタンでは50試合に出場し、打率.240、4本塁打の成績を残しているが、一軍では3打数3三振。昇格後もなかなか出場機会がもらえないうっぷんを晴らした格好だ。

 7日に一軍初昇格を果たしてからチームは2勝7敗。今季2度目の5連敗で前半戦を終えた。7月に入って6日まで2勝1敗1分けだったが、浅野が合流したとたんに失速したのだから立場がない。ちなみに、巨人は昨年も借金ターンだった。2年以上続いたのは3度目。前半戦を5連敗以上で終えたのは2003年以来、20年ぶりである。

 浅野は、16、17日のヤクルト戦の試合前練習で原監督から2日連続で打撃指導を受けた。それなのに、その後の試合はベンチ外。原監督は当初、「足と守備が必要なパーツ」と昇格の理由を明かし、「何かチームにいいものを与えてくれて、本人もいい経験をしてくれれば」と説明していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした