巨人・戸郷翔征の中5日ローテは序の口だって? 原監督が温める疲労度外視な「馬車馬」プラン

公開日: 更新日:

 巨人は13日の広島戦に、現在リーグトップタイの8勝(2敗)を挙げている戸郷翔征(23)が中5日で先発する。

 14日に試合がないため、1日前倒しになった格好だが、さる球界関係者がこう言った。

「14試合目の登板となる戸郷は、2完投(リーグトップタイ)、92投球回(同3位)など、イニング数を稼いでいる。5月のGWの連戦中に中5日で先発しているとはいえ、3月のWBCからの“勤続疲労”を心配する首脳陣は基本的に『中6日以上』の登板間隔に気を配ってきた。今回は球宴前のラストスパートということだけど、球宴も監督推薦で出場が決まったから休めません」

 最近2試合はいずれも5失点以上と打ち込まれていたグリフィンは昨12日、6回2失点と粘ったものの、味方の援護がなく、5敗目となった。これで5月20日に4勝目を挙げて以来、6試合勝ち星なし。「研究されているのかもしれない」と疑心暗鬼に陥っているという。

 抑えの大勢が不在にもかかわらず、中川の復帰、三上、鈴木の加入、育成出身・菊地の台頭などで、7月に入ってリリーフ陣は安定している。先発も離脱していた菅野が復帰したとはいえ、後半戦に再び駒不足に陥る可能性があるということだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    星野監督1年目…周囲から浮いても関係ない「今岡は変わった」と思わせたくてアップから全力だった

  3. 3

    巨人捕手戦争の行方に異変あり…他球団スコアラー指摘「甲斐は絶対的な存在じゃない」「固定ならむしろラッキー」

  4. 4

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    【新連載】星野監督は講演会でいきなり「おまえはクソ生意気らしいから野村さんと全然あかんかったんやろ!」

  2. 7

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  3. 8

    小笠原慎之助ナショナルズ入り!水面下で激化していた争奪戦の舞台裏…プロ野球でタイトル無縁でも大人気のワケ

  4. 9

    今年のロッテは期待大!“自己チュー” 佐々木朗希が去って《ようやくチームがひとつに》の声

  5. 10

    阪神・佐藤輝明の機能不全は岡田監督の“旧時代的アドバイス”が元凶か…名球会会員は“前さばき”の悪循環を指摘

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊氏“危機管理のプロ”が古巣告発は禁じ手? 大反響の動画チャンネル行脚の裏事情

  4. 4

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  5. 5

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  1. 6

    26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁

  2. 7

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  3. 8

    実にゆったりと楽そうに歌っている感じがする

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    岩井姉妹らツアールーキーたちを狙い撃ち? まるで嫌がらせ…米女子ゴルフの「厳しい洗礼」はトラウマ級