最下位の中日が5位ヤクルトに肉薄も…「いっそのこと最下位」の声が続出するワケ

公開日: 更新日:

 セ・リーグ最下位がすっかり定位置になっている中日だが、ここにきて5位に浮上するかもしれない。

 さる18日の広島戦は延長11回の末にサヨナラ勝ち。一方、5位ヤクルトは同日の巨人戦に敗れたことで、勝差は1.5ゲームと肉薄している。

 ところが、中日ファンが諸手を上げて喜んでいるかといえば、実はそうでもない。ネット上では、チームがこのまま最下位に終わることを望む声が少なからず上がっているからだ。

《いっそのこと、このまま最下位に終わってほしい。ドラフト戦略に切り替えよう》

《とっくにBクラス入りは確定しているんだから、ドラフトのために最下位フィニッシュすべきでしょ》

 今年のドラフトは大学生・社会人投手が例年になく豊作といわれる。大学4年と社会人の投手で、直球の最速150キロをマークする選手は100人超。153キロ以上に絞っても確認できる限りで31人(左腕5人)もいる。

「各球団のドラフト上位指名は彼ら、大学・社会人投手で埋まると見られます。そして、ドラフトの2巡目以降はシーズン最下位だった球団から指名していく。今季の最下位球団はこの恩恵を大きく受けることになります。ドラ1クラスの即戦力投手を2、3人指名できるわけですからね。とてつもない特典ですよ」(パ球団スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層