著者のコラム一覧
安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

青山学院大・常広羽也斗 快速球の球筋からスッと沈む「必殺フォーク」はここがすごい

公開日: 更新日:

常広羽也斗(青山学院大/22歳)

 この秋の東都大学リーグ。優勝を決めた日の、常広投手のピッチングにすごく興味があった。

 春に続く2季連続の頂点がかかる一戦で、しかも、ネット裏には12球団すべての関係者たちが、その投げっぷりを凝視する。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 本人は「リーグ戦に集中していて、関係ない」とは言っていても、「広島1位指名」も伝えられていて、さまざまなプレッシャーが、幾重にも常広投手の肩にのしかかっているはず。

 そんな状況の中で、首位を争っていた日大を5安打8奪三振、四死球は珍しくちょっと多くて6個だったが、1失点に抑えて完投してみせたのだから、「お見事!」と脱帽するしかない。各球団は、ただでさえ人材豊富で絞りきれない悩みが、一層深まったことだろう。

 常広投手は、去年が素晴らしかった。150キロが右打者の外角低めにビシビシ決まっていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状