メジャー球団が編成責任者に毎年15億円も払う本当の狙い

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 勝つチーム、勝ち続けるチームには必ずといっていいほど手堅く、革新的な頭脳の存在がある。チームの形を決め、チームに独自の文化を醸成し、それらに見合う選手を育成、獲得し、フィールドでは常に相手に対する優位性を突き詰める。野球は頭でするスポーツに変化してきているのだ。その変化についていけないチームは、いつまで経っても勝てそうにない。

 ちなみに、これまで取り上げてきたレンジャーズのヤング氏はプリンストン大学、オリオールズのエライアス氏はイエール大学、メッツのスターンズ氏はハーバード大学と、それぞれアイビーリーグの名門大学を卒業している。

■すでにフロントの争奪戦が起きている

 12年にレッドソックスの監督を解任されたボビー・バレンタイン氏の後任探しの際、レッドソックスは当時ブルージェイズの監督として契約の残っていたジョン・ファレル氏をリクルートしたことがある。両球団による交渉の末、ファレル氏は翌年レッドソックスの監督に就任した。この際、レッドソックスから「補償」という名目で数人の選手がブルージェイズに移籍している。いわば、監督と選手のトレードである。

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