箱根駅伝7回総合優勝なのに…青学大OBからマラソン日本代表ゼロのワケ

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「考えられることは、いくつかある。箱根駅伝に力を注ぐ青学大の選手は、大学4年間で1区間約20キロを走る箱根仕様の体に仕上げる。今年も10区間の半分は区間賞でした。20キロのスピードとスタミナなら誰にも負けないランナーが実業団に入ってから、箱根ほど注目されない42キロのフルマラソンを走るには、気持ちと体の切り替えが難しいことはあるでしょう。ただし太田君は、1年の時にパリ五輪を目指すと公言したほどの選手で、プロランナーを目指している。実業団選手に進んだこれまでの選手とは違い、実業団を辞めて海外留学してプロになった大迫(傑=東京五輪6位)に考えが似ているのでおもしろいかもしれません」

 さて、日の丸を背負えるか……。

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