大谷翔平はドーピング検査の格好の標的…一発量産なら「尿・血液」採取回数も激増確実

公開日: 更新日:

 メジャーのドーピング検査は尿や血液を採取して、WADA(世界反ドーピング機関)と並ぶ禁止薬物検出精度の高さを誇るMLBの検査機関が分析。検査対象となる選手は各球団から無作為に選ばれる。

 表向きはアトランダムに選出されることになっているものの、実際は球団が選手を指名するケースもあり、日本人選手が検査対象になるのは珍しくないという。

 勤勉な日本人選手は球団フロントから確実に「シロ」のお墨付きを得ているため、チームを代表してサンプルに提供されるケースが多いそうだ。

 過去、メジャーでプレーした日本人、特に野手は定期的に検査対象に指名され、「何度、尿や血液を採取されたか数えきれない」と話す選手は少なくない。

 昨年9月に右肘の靱帯を修復する手術を受けた大谷は今季、打者限定で戦列に復帰する。ただでさえマークされやすい上に、今季もケタ違いのパワーを発揮して一発を量産するようなら、検査回数が増えるのは間違いない。

 尿検査はキャンプの集合日か初日に行われるのが恒例となっている。大谷はバッテリー組がキャンプインする2月10日にいきなり検査対象として指名されるかもしれない。

 ◇  ◇  ◇

関連記事【前回を読む】…では、山本由伸(25)を含む先発投手陣が抱える“不安点”を詳細に報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大