プロ野球「ドラフト指名権譲渡」導入の可能性は…ソフトB和田毅「FA人的補償」問題で再燃

公開日: 更新日:

 プロ野球選手会が改めて声を上げた。

 西武からソフトバンクFA移籍した山川穂高(32)の人的補償に和田毅(42)が浮上するも、結果的に甲斐野央(27)が移籍した騒動。

 選手会の森忠仁事務局長は23日のNPBとの事務折衝後、「起きるべくして起きた。個人的には、こうなった以上はすぐに(補償制度を)撤廃してほしいというのはある」と話した。

 選手会は現在、NPBに対し、FA権の短縮(国内外一律6年)や、移籍に伴う人的・金銭補償制度の撤廃を求め、話し合いを継続中だ。

 森事務局長は先日、小紙の単独取材でも、補償の撤廃を求める理由について「保留制度自体の見直しが必要」「選手の移籍が球団都合で行われるケースが多すぎる」との懸念を示すとともに、今回のプロテクト問題に関しても、当該球団間しかリストをチェックできない不透明性を指摘した。

 一部報道によると、FA補償の撤廃を巡っては12球団の間で賛否が分かれているという。


 ある球団関係者はこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後