プロ野球「ドラフト指名権譲渡」導入の可能性は…ソフトB和田毅「FA人的補償」問題で再燃

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 プロ野球選手会が改めて声を上げた。

 西武からソフトバンクFA移籍した山川穂高(32)の人的補償に和田毅(42)が浮上するも、結果的に甲斐野央(27)が移籍した騒動。

 選手会の森忠仁事務局長は23日のNPBとの事務折衝後、「起きるべくして起きた。個人的には、こうなった以上はすぐに(補償制度を)撤廃してほしいというのはある」と話した。

 選手会は現在、NPBに対し、FA権の短縮(国内外一律6年)や、移籍に伴う人的・金銭補償制度の撤廃を求め、話し合いを継続中だ。

 森事務局長は先日、小紙の単独取材でも、補償の撤廃を求める理由について「保留制度自体の見直しが必要」「選手の移籍が球団都合で行われるケースが多すぎる」との懸念を示すとともに、今回のプロテクト問題に関しても、当該球団間しかリストをチェックできない不透明性を指摘した。

 一部報道によると、FA補償の撤廃を巡っては12球団の間で賛否が分かれているという。


 ある球団関係者はこう言った。

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