大谷翔平は故障明けでも責任重大…ドジャースから「誰よりも打って当然」の超絶プレッシャー

公開日: 更新日:

 ドジャースはカネを湯水の如く注ぎ込み、チームの補強に躍起になっている。

 特に「先発陣の駒集めに腐心しているのは、大谷翔平(29)の『後払い』で資金に余裕ができたからではなく、不安の裏返し。フリードマン編成本部長は勝つために大型補強が不可欠と考えているからです」とは、米誌コラムニストのビリー・デービス氏。(以下、後編)

 ◇ ◇ ◇ ◇

 不安だらけの先発陣とは対照的に、野手陣は「飽和状態」といっても過言ではない。昨季44本塁打の大谷に加えて、26本塁打のヘルナンデス(31)が加入。中でもヘルナンデスを加えた外野手の層は厚くなり、内外野をこなすユーティリティープレーヤーで昨季15本塁打、4年総額89億円のテイラー(33)が控えに押し出されるほどだ。

 前出のデービス氏がこう言う。

「昨季、ドジャースのチーム本塁打249と総得点906は、いずれもブレーブスに次ぐ30球団中2位。ベッツ、フリーマン、マンシーが並ぶ打線はただでさえ強力なのに、そこに大谷とヘルナンデスまで加えたのは、それだけ先発陣の不安が深刻だから。今季のドジャースは強力な打線で、先発陣をカバーするつもりなのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

    悠仁さまは推薦入学で東大を目指すも…名門・筑波大付属高校が持つ「4人」の枠に入れるのか?

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 4
    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

    巨人の得点圏打率.186は12球団最低…チャンスに滅法弱く、立場が危うくなった打者3人の名前

  5. 5
    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

    どちらが“将来の天皇”の注目度 愛子さまは園遊会で猫談義、悠仁さまは玉川大訪問が話題に

  1. 6
    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

    「アンメット」の“三瓶先生”にハマる視聴者続出!杉咲花も惚れた若葉竜也「無愛想な魅力」の原点

  2. 7
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  3. 8
    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

    阪神・大山悠輔「4年16億円」争奪戦勃発に現実味…評価を押し上げた「目に見える数字」以上の価値

  4. 9
    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

    小池都知事の公約「築地は守る」どこへ? 食のテーマパーク機能を有する市場のはずが“多目的スタジアム”に巨人が移転?

  5. 10
    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽