大関・貴景勝は今場所で2敗キープも「カド番記録更新」に現実味

公開日: 更新日:

 もちろん、今場所の貴景勝はカド番脱出が最優先。どんな内容でも勝たなければ意味がないとはいえ、「今の相撲内容では今後が思いやられる」とは前出のOBである。

 貴景勝のカド番8回は栃東(現玉ノ井親方)と並ぶ、歴代4位タイ。1位で14回の千代大海(現九重親方)には及ばないが、首痛を抱えている以上、現役を続ければ続けるほど記録更新は現実味を増す。ただでさえ、カド番率は歴代でも上位だ。千代大海は大関在位65場所でカド番14回。カド番率は約22%。2位で65場所13回の魁皇(現浅香山親方)は同20%。一方、貴景勝は27場所で8回なので、カド番率29%と2人を上回る。

 薄氷を踏むような勝利が続く貴景勝。大関陥落が先か、カド番記録更新が先か……。

  ◇  ◇  ◇

 今場所以上に注目を集めている宮城野親方(39=元横綱白鵬)。その身辺で新たな問題が噴出している。日刊ゲンダイは「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手。そこには、白鵬の取り巻きによる暴行に土下座強要、金銭の要求手口などが記されていた。その一部始終とはーー。

●【もっと読む】…も要チェックだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  5. 5

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  1. 6

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  2. 7

    狩野舞子は“ジャニーズのガーシー”か? WEST.中間淳太の熱愛発覚で露呈したすさまじい嫌われぶり

  3. 8

    WEST.中間淳太がジャンボリお姉さんとの熱愛謝罪で火に油…ディズニー関連の仕事全滅の恐れも

  4. 9

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  5. 10

    元大関・栃ノ心が故国ジョージアの妻と離婚し日本人と再婚! 1男誕生も明かす