きょう開幕ファーヒルズ朴セリ選手権で渋野日向子を待ち受ける「天敵」

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 誰にも苦手なものはある。

 きょう21日開幕のファーヒルズ朴セリ選手権には、今年から米女子ツアーに参戦する吉田優利(23)が出場。日本勢9人が初めて勢揃いする。

 同ツアー本格参戦3年目の渋野日向子(25)は、シード復活や2019年全英女子以来となるツアー2勝目を狙うが、今季はスタートから苦戦している。初戦のホンダLPGAタイランドは予選落ちがない試合に主催者推薦で出場して69位。ビリから3番目だった。2試合目のブルーベイLPGAは77.80の通算13オーバーで予選落ちしている。

 今週の舞台はロサンゼルスのパロス・ベルデスGC(6447ヤード・パー71)。大会名は違うが、渋野が米ツアー1年目に通算7オーバーで初めて予選落ちしたコースだ。 昨年は通算6アンダー17位で4日間プレー。60台のスコアも2度あったものの、グリーンは渋野が苦手意識のあるポアナ芝だ。ツアー会場としてはアップダウンも激しい。

「ポアナのグリーン」と言えば、22年3月のJTBクラシック最終日に80と大きく崩れて72位。畑岡が米国で通算6勝目をあげたインプラントLAオープンも通算6オーバー63位と下位に沈んだ。

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