白鵬が今さら日本の相撲を理解できるのか 伊勢ケ浜親方の「謝罪行脚指令」も馬の耳に念仏の懸念

公開日: 更新日:

 日馬富士による貴ノ岩殴打事件に揺れていた2017年11月場所では、協会がまだ事件を調査中にも関わらず、優勝インタビューで「日馬富士と貴ノ岩を再び土俵に上げたい」と、何の権限もないのにぶち上げた後に万歳三唱。協会に呼び出され、叱責された。

 19年3月場所では、表彰式で今度は三本締め。再び協会にカミナリを落とされたが、「万歳三唱はダメだけど、これならいいと思った」と話していた。

「今の時代、相撲を神事と捉えている力士はほぼいないだろうが、それでも日本文化が土壌にある。しかし、モンゴル出身の白鵬はそれを理解できず、相撲をただのプロスポーツとして思っているフシがある。世界各国から相撲少年を集めて毎年開催している白鵬杯も、数か国の国旗が飾られる中、中央にあるのはモンゴル国旗。相撲とは何かを最も一番理解していないのは、白鵬自身かもしれない」(前出の親方)

 そんな白鵬に今更「親方とは……」と説いたとこで馬の耳に念仏。伊勢ケ浜親方の骨折り損にならなければいいが……。

  ◇  ◇  ◇

 伊勢ケ浜部屋に在籍する横綱・照ノ富士は、2017年に勃発した「大事件」によって白鵬との間にただならぬ因縁がある。いったい何があったのか。

関連記事【大事件を知る】…では、ことの顛末について詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償