「大谷は代理人と広報担当者をクビにすべき」米メディア指摘…水原一平事件の波紋

公開日: 更新日:

 大谷とバレロ氏は共同で不動産会社やエンターテイメント企業など設立している。信頼関係で結ばれているのだろうが、いずれも今回の騒動の前のことだ。水原通訳のスキャンダルを機に大谷がバレロ代理人と袂を分かつのはあり得ない話ではない。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。

「選手にとって欠かせない存在とはいえ、メジャーでは代理人の変更は珍しいことではありません。多くは契約内容に納得がいかず、選手から契約解除するケースが大半ですが、前田(現タイガース)のように、FA移籍を見据えて敏腕として知られるスコット・ボラス氏に乗り替える選手もいます。大谷も昨オフにド軍と結んだ10年総額1000億円超の成功報酬(5%)の支払いなど、バレロ氏への精算を済ませれば、代理人の変更は可能です。代理人の役割は球団との契約交渉以外にも、選手の資産管理や納税、生活サポート、メディア対応など多岐に渡る。今後も多くのスポンサー契約が見込める大谷であれば、うまみは大きいだけに、手を挙げる代理人が行列を作るのではないか」

 ビジネスセンスに長けていても、リスク管理が杜撰な無能エージェントにはさっさと見切りをつけた方がよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動