大谷翔平に忍び寄る「老化」との戦い…過去には「限界自覚」「投手断念」匂わせ発言も

公開日: 更新日:

「10年契約って……ホントに(二刀流を)10年間もできると思っているんでしょうか……」

 大谷翔平(29)がドジャースと10年1000億円超の契約を結んだ直後のことだ。大谷と極めて親しい人はこう言ったそうだ。メジャーはただでさえ162試合の長丁場。主力野手ですら休みながらプレーするのが一般的なのに、先発ローテに入りながらなおかつ打者として常時出場し続けるのが大谷のスタンス。昨季は開幕前のWBCから投打にフル回転した結果、右肘靱帯を損傷、おまけに脇腹まで痛めてシーズン終了を待たずに手術に踏み切った。

 そんな大谷は今年7月で30歳になる。アスリートとしての能力は頂点に達しつつあるだけに、親しい人は今後を心配しているのだろう。実際、大谷自身、ひょっとしたらパフォーマンスの限界を自覚しているのではないかと思いたくなるような発言をしている。

 昨年末のNHKスペシャルでは「もう一度、同じ症状(右肘靱帯損傷)になったら配置転換。他のどこの野手のポジションか分からないですけど、そういうふうになる」と投手を断念する可能性に言及したし、ドジャースの入団会見ではこう言っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった