「大谷は代理人と広報担当者をクビにすべき」米メディア指摘…水原一平事件の波紋

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(29)の元通訳の悪辣ぶりが露呈した。

 米司法省は日本時間11日、水原一平容疑者(39)を銀行詐欺の疑いで訴追したと発表。会見した同省のマーティン・ストラーダ連邦検事によれば、水原は違法賭博によって巨額の損失を抱え、自身が管理する大谷の口座から2年以上にも渡って不正送金していた。大谷の口座情報には自身の電話番号やメールアドレスを登録し、本人を装って銀行に電話していたことも録音記録から確認された。水原の損失額は約62億円にのぼるという。

 金額の大きさには驚くばかりだが、今回のスキャンダルで改めて露呈したのが、一介の通訳に好き勝手にやられた代理人のネズ・バレロ氏を中心とする「チーム大谷」によるサポート体制がまるで機能していないことだ。

 これまで大谷自身に対する疑念を報じてきたドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「オオタニはギャンブラーではなかった」と題した特集記事を掲載。コラムニストのビル・プラシュケ氏は「オオタニは今、家を掃除すべき」とし、「まずネズ・バレロを解雇し、彼の危機広報担当者の大半をクビにすべきだ」と糾弾した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした