日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

公開日: 更新日:

 中日小笠原慎之介(26)が2024年のシーズン終了後にポスティングされる可能性があると一部で報じられている。

 チームでは主力でも、タイトルとは無縁。通算42勝55敗だから、全体で見れば中堅どころだ。「そんな選手でも、こぞって『メジャーへ行きたい』と言い出している。12球団のフロントはみんな頭を抱えていますよ」とは、さる球界関係者。(【前編】からつづく)

  ◇  ◇  ◇

 今オフは日本球界から流出ラッシュが予想される。

 最速165キロの剛腕・佐々木朗希(22)、昨季のセ・リーグ本塁打王・岡本和真(27)、22年のセ三冠王・村上宗隆(24)といった昨年のWBC侍ジャパンを世界一へと導いた主力たちが、ポスティングを使ったメジャー移籍を目指している。そんな日本球界を代表する選手以外も、どんどん流出する可能性があるとすれば、日本球界が空洞化する危機的状況だ。

 そんな中、「メジャー予備軍」がゴロゴロいるのが巨人である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議