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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(26)ちょっと涼しくなったので図書館まで歩いてハッピー

公開日: 更新日:

 若い時は、時間との闘いでした。受験勉強? 仕事? いえいえそうではありません。妊活、出産年齢に対してです。

 ところが、今やボケや健康との闘いです。大げさではありません。なぜか私の周りでは60歳で大病をしている先輩たちがたくさんいます。健康な人も急に手術、命にかかわる病気をしているんです。私も、怖くなって、無駄な検査ばかりしています。

 だって、貯金を全部失った知人もいるのです。高額療養費を使い、月8万円余りや月4万円余りで済んでいたのですが、入院時の食事代(1食510円)は自費です。食事だけで合計1カ月4万5000円もします。

 知人は、ちょうど医療保険を解約したばかりで、毎月合計10万円前後を支出することになり、1年ちょっとの入退院で数百万円の貯金がゼロになったと嘆いています。

 そんな知人をみていると、どうすれば80代までボケずに健康でいられるのか? 効果的な方法はないか……と私は暇さえあれば考えています。

 80代の親戚をみていると、健康や認知症などにおいて、大きな差が出ています。多少、病気をして施設に入所しても、リハビリ後、すぐに良くなって自宅に戻る人と、入所したままの人とに分かれます。

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