著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【生ハム】昼間に少量食べるのが正解…夜は塩分排泄能力が低下

公開日: 更新日:

 生ハムは、古代ローマ時代から続く伝統的な保存食。地中海沿岸で塩漬けと乾燥による保存技術が発展し、中世には修道院や貴族の館で貯蔵食として重宝されてきました。

 現在ではスペインの「ハモン・セラーノ」や「イベリコハム」、イタリアの「プロシュート・ディ・パルマ」が代表的で、食文化の象徴ともなっています。

 そんな生ハムには100グラムあたり約25グラムのタンパク質、さらに必須アミノ酸もバランスよく含まれています。

 脂質は20グラム前後ですが、その中には「オレイン酸」と呼ばれる一価不飽和脂肪酸が多く含まれ、血中の悪玉コレステロールを減らす働きが知られています。

 特にイベリコハムでは脂肪酸の約半分がオレイン酸であるという報告もあり、一般的な豚肉製品と比べても健康性が注目されているのがわかりますね。

 さらに、まだ動物実験段階ではあるものの、熟成の過程で生成される「ペプチド」と呼ばれる小さなタンパク質片の一部に、血圧を上げる酵素を抑える性質(ACE阻害作用)が確認され、血圧調整や抗酸化作用の可能性が報告されています。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンは2028年ロス五輪“出場”すら危うい現実 27年プレミア12が目先の焦点に

  2. 2

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  3. 3

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  4. 4

    松重豊「孤独のグルメ」続投の裏にある《諸事情》とは…63歳ゴローさんがやめられない理由

  5. 5

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  1. 6

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  2. 7

    “性的暴行”ジャンポケ斉藤慎二被告の「悪質性」法廷で明らかに…邪悪が跋扈する歪んだテレビ業界の権力構造

  3. 8

    相次ぐ海外勢欠場の幸運…日本勢は異例の“棚ボタ”メダルラッシュへ【25日開幕フィギュア世界選手権】

  4. 9

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  5. 10

    元ジャンポケ斉藤が裁判で無罪主張の裏で…妻・瀬戸サオリの“息子顔出し”と"名字"隠し投稿の意味深