DeNAバウアーは今年もCS出番なしか…“最終テスト”に不合格、まったくの期待外れで今季終了
“最終テスト”も散々な結果に終わった。
DeNAのバウアー(34)が1日のヤクルト戦に先発。初回は制球がバラつきながらも三者凡退に抑えたものの、二回に不安が現実となった。
安打と四球で1死満塁のピンチを迎えると8番の高卒ルーキー、田中陽翔(健大高崎)に2点適時二塁打を浴び、投手の小川に犠飛。さらに1番打者の岩田にも適時打を打たれ、瞬く間に4点を失った。三回も2四球でアップアップしながら無失点で切り抜けたが、この回限りでお役御免である。
バウアーは8月21日以来の一軍登板。2年ぶりに年俸9億円の1年契約で古巣に復帰した今季は4勝10敗、防御率4.51と、まったくの期待外れに終わった。
それでも、本来投げるはずだった24日の二軍戦登板を体調不良で回避しながら、本拠地で迎えた今季最終戦でチャンスが与えられたのは、2位で出場するCSに向けて先発陣に不安が残るからだろう。
今季、DeNAは14勝を上げたエースの東、10勝のジャクソン、9勝のケイの3本柱がチームを牽引。その東は9月26日の巨人戦で五回終了後に緊急降板。三浦監督は「上半身のコンディション不良」と話し、翌27日に登録抹消となった。