ゴジラはつらいよ…「長嶋茂雄DAY」で白羽の矢 ミスターからも阿部監督からも引っ張りだこ

公開日: 更新日:

 阿部慎之助監督(45)にも思惑がある。「4番の岡本和真(27)へのワンポイントアドバイスです」(同)とこう続ける。

「春のキャンプに松井氏が臨時コーチとして来た時、阿部監督の要望は『秋広をなんとかして欲しい』だった。今回は岡本が一発を打てるよう、打球の上げ方を指南して欲しいそうです。試合前まで5試合連続安打と復調気配ですが、先月27日に打つまで12試合連続一発なしという時期があって、まだ4本塁打。巨人は13試合連続3点以下で球団ワーストを更新するなど、得点力不足にあえいでいる。岡本の一発はやっぱりチームの起爆剤になりますから」

 春のキャンプで松井氏は岡本和に「下半身をもっと使うこと」と助言した。試合前に岡本和にアドバイスをしたかは定かではないが、岡本和は師匠の目の前で特大の5号2ランを放った。

 巨人の監督になってとか、主砲に教えて欲しいとか、いろいろ頼まれるゴジラは忙しそうである。

  ◇  ◇  ◇

 そんな松井が持っていたMLBの日本勢最多本塁打記録を更新したのが大谷だ。175本打つのに1236試合を費やした松井に対し、大谷は打者として725試合目で176本。大谷が松井の記録をアッサリ塗り替えられたのは、両者のメンタリティーの「決定的な違い」も関係しているはずだ。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!