巨人阿部監督「家康」から「秀吉」への変貌間近…12球団ワースト貧打で“秘策”解禁へ

公開日: 更新日:

 巨人阿部慎之助監督(45)、鳴くまで待とうの家康から、鳴かせてみようの秀吉に心境が変化しつつあるという。

 貯金2の3位で交流戦に突入するが、2勝1敗と勝ち越した先の阪神戦も奪った得点は計3点。初戦でノーノーを達成したエース戸郷ら投手にオンブにダッコの試合が続く。チーム打率.229はリーグ5位、総得点113は12球団ワースト。といって、思うに任せぬホトトギスを殺すわけにはいかない。

 チーム関係者が言う。

「ここまでは阿部監督、打線は水物と割り切って我慢我慢と自分に言い聞かせてきた。犠打数は12球団で2番目に多い45。バントを多用して得点機をつくり、ここで1本と選手に託してきたが、なかなか奏功しない。“点が取れないなら取りに行く”と、ベンチ主導でより積極的に仕掛けに行くと示唆しています。リスクと隣り合わせでためらいがちだったスクイズもそうだし、基本的にはやらせないと明言していた岡本、坂本への犠打も解禁するかもしれない。交流戦はロースコアの展開が多いからなおさらです」

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