巨人阿部監督「家康」から「秀吉」への変貌間近…12球団ワースト貧打で“秘策”解禁へ

公開日: 更新日:

 巨人阿部慎之助監督(45)、鳴くまで待とうの家康から、鳴かせてみようの秀吉に心境が変化しつつあるという。

 貯金2の3位で交流戦に突入するが、2勝1敗と勝ち越した先の阪神戦も奪った得点は計3点。初戦でノーノーを達成したエース戸郷ら投手にオンブにダッコの試合が続く。チーム打率.229はリーグ5位、総得点113は12球団ワースト。といって、思うに任せぬホトトギスを殺すわけにはいかない。

 チーム関係者が言う。

「ここまでは阿部監督、打線は水物と割り切って我慢我慢と自分に言い聞かせてきた。犠打数は12球団で2番目に多い45。バントを多用して得点機をつくり、ここで1本と選手に託してきたが、なかなか奏功しない。“点が取れないなら取りに行く”と、ベンチ主導でより積極的に仕掛けに行くと示唆しています。リスクと隣り合わせでためらいがちだったスクイズもそうだし、基本的にはやらせないと明言していた岡本、坂本への犠打も解禁するかもしれない。交流戦はロースコアの展開が多いからなおさらです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋