日本ハム期待の新星は「令和の曲者」か…あの達川光男氏「昭和、平成の匂いを感じる」と大絶賛

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日本ハムの好調は田宮の存在が大きいと思う」 こう言うのは、元広島監督の達川光男氏だ。

 昨季まで2年連続最下位だった日本ハムは今季、貯金7の2位と好調を維持。昨26日の楽天戦で2本の適時打を放つなど、好守に躍動しているのが今季6年目の捕手・田宮裕涼(ゆあ=23)だ。

 38試合に出場し、規定打席にはわずかに足りないものの、打率.322をマーク。冒頭の達川氏は、「打撃はもちろん、リードも、初球の入り方や内角の使い方がうまい。意表を突いて内角球で見逃し三振を取ったり。私は現役時代、江夏豊さんから『捕手のリードは、初球の入り方、どこで内角を使うか、この2つで決まる』と教わったものです。キャッチングもうまい。低く構えて投手が投げやすいはず。所作もいい。投手と会話ができてます。球を受けたらすぐに投手に返すし、サイン出しも早い。バッテリーのリズムがいいと、相乗効果で内外野全体が守りやすくなります」と、評価する。

 その田宮は最近、SNS上で自身の死球を巡ってちょっとした騒ぎになっている。17日のロッテ戦、24日の楽天戦でそれぞれ死球を受けた際、「肘出しをしている」と、指摘されているのだ。

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