巨人新助っ人ヘルナンデスは本当に救世主になれるのか? 交流戦で打率.414、2本塁打の大暴れ

公開日: 更新日:

 巨人の記録的連打は、この男から始まった。

 4日のロッテ戦の三回、「2番・右翼」で出場した新助っ人、エリエ・ヘルナンデス(29)がロッテの小島から左前打で口火を切った。その後、全て短打の9連打。巨人の9者連続安打は、1996年7月9日の広島戦の二回にマークして以来となる球団タイ記録。この回、打者15人で11点を挙げた。1イニング12安打はセ・リーグ最多タイ記録となった。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

 交流戦前までは12球団最低の得点不足にあえいでいた巨人だが、交流戦からヘルナンデスが合流し、活気が出てきた。

 5月30日のソフトバンク戦で、来日初アーチとなる3ランを放ち、パ・リーグ首位チームを相手に0-5からの逆転勝ちに貢献。2日の西武戦では3安打、この日も2号3ランを含む3安打3打点で2試合連続の猛打賞。全7試合で安打を放ち、打率.414(29打数12安打)、2本塁打、8打点の大当たりで、5勝2敗と好調のチームを牽引している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束