佐々木麟太郎が全米デビュー戦で2ラン!ところで「MLBドラフトリーグ」ってナニ?

公開日: 更新日:

 同リーグは、MLBドラフトへの登竜門に位置付けられ、各球団のスカウトが視察に訪れるショーケースの場とされる。
創設からの3年間のドラフトで計133人が指名され、70人がドラフト外で入団。これまで8人がMLBに昇格した。

「ショーケースといっても、実際に招集される選手の多くは、ドラフトでは当落線上の選手です。そもそも、MLB各球団のスカウトがマークしているアマの有望選手であれば、ショーケースに出て実力を売り込む必要はありません。実際、ドラフトで上位指名されるケースはなく、過去のドラフトでは昨年、オレゴン大の遊撃手がブレーブスから3巡目(全体94位)で指名されたのが最高だった。今後、各球団の主力になる選手が出てくる可能性はありますが、現時点では小粒な印象は否めません」(前出のスカウト)

 全米デビューを果たした麟太郎は顔見せに終わりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは米大学野球でプレーする複数の日本人選手や専門家に徹底取材。すると、「クビ制度」や「勉学のノルマ」「練習環境」「故障への取り組み」「試合数」「サマーリーグ」…などなど、日本とはまったく異なる環境であることがわかった。それらは関連記事【米大学野球】…から読むことができる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性