ソフトバンク山川穂高が古巣に強烈「恩返し」 7年ぶり2度目の1試合3本塁打の無双ぶり

公開日: 更新日:

 ソフトバンク山川穂高(32)が離れ業をやってのけた。

 昨15日の西武戦でまずは一回2死一塁から、左翼席上段へ先制の24号。4-2の五回1死二塁では25号を左翼席へ運び、七回1死三塁から26号をまたまた左翼席へ叩き込んで締めた。

 山川にとって7年ぶり2度目の1試合3発は、いずれも2ランで計6打点の大暴れだ。後半戦は18試合で12発と絶好調。今季の26本塁打、79打点はリーグ断トツで、2冠はほぼ決まりである。

 西武時代の昨季、知人女性への強制性交の疑いで書類送検され、無期限の公式試合出場停止の処分を受けた。シーズンのほとんどを棒に振ったこともあり、厄介払いのような形で昨オフにソフトバンクへFA移籍。そんな古巣に対し、かつての本拠地ベルーナドームで痛烈な“恩返し”となった。

 山川の「6ラン」で快勝したソフトバンクは、優勝マジックを1つ減らして「28」とした。山川もソフトバンクも、もう止まらない。

  ◇  ◇  ◇

 そんな山川の「どすこい」に対し、西武は心中穏やかでないようだ。西武が激怒するのも納得の理由とはいったいなにか。山川の不義理すぎる態度とはどのようなものだったのか。

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