阪神は戦力底上げでの連覇に暗雲…オフの大型補強は「契約最終年」岡田監督の去就次第か

公開日: 更新日:

「岡田監督が是が非でも補強を望んでいたら、フロントも躊躇なく動いたでしょう。ただ、岡田監督も今季が2年契約の最終年。その去就次第で来季の補強方針は大きく変わるかもしれません」とは、在阪の放送関係者。

「まずはFA権を取得した大山、坂本、青柳らの引き留めが最優先ながら、二軍暮らしが続くノイジーとミエセスの両助っ人野手は今季限りでの退団が濃厚。岡田監督が続投することになっても、新助っ人を獲得するのは間違いない。仮に岡田監督が今季限りで退任し、新監督が就任すれば、加えてFA補強に動く可能性はあります。今オフの国内FA市場は枯渇気味ですが、投手は、ともに3年契約最終年を迎える広島大瀬良大地(33)と九里亜蓮(32)、野手はソフトバンク中村晃(34)の動向が気になるところです。特に中村は、巧打がウリで一塁と外野を守れるものの、一塁でポジションが重なる山川穂高が加入したことで出場機会が激減していますから」

 阪神はこのオフ、“純血主義”から脱却し、久々の大型補強に乗り出すことになるのか……。

  ◇  ◇  ◇

 岡田監督は前半戦の時から焦りが募っていたようだ。盟友である掛布雅之氏がズバリ指摘した岡田監督の「不可解な言動」とは、いったいなにか。

●関連記事【もっと読む】…ではそれらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 4

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  5. 5

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  1. 6

    巨人が助っ人左腕ケイ争奪戦に殴り込み…メジャー含む“四つ巴”のマネーゲーム勃発へ

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    支持率8割超でも選挙に勝てない「高市バブル」の落とし穴…保守王国の首長選で大差ボロ負けの異常事態

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    和田アキ子が明かした「57年間給料制」の内訳と若手タレントたちが仰天した“特別待遇”列伝