相手の話に「ただ黙って耳を傾ける」は正解か?
話す力・聞く力編(12)
正しく理解したつもりでいたのに、あとで話が食い違ってきた。きちんと聞いていたはずなのに、内容を取り違えていた。仕事の場では決して珍しくないこうした行き違い、実は聞き方の工夫で防ぐことができるのです。
前回は、相手に気持ちよく話してもらうための4つのポイントを紹介しました。今回はその次の段階、相手の話の内容を正確に理解するための聞き方について考えてみましょう。
■メモ
メモを取る行動そのものが、「あなたの話をしっかり聞いています」という姿勢を示します。真剣に聞いてくれていると感じた話し手は、いい加減なことは言いにくくなるものです。
さらに、情報を正確に残せるという利点もあります。人の記憶は思っている以上に曖昧です。メモを残しておけば、うっかり忘れたり、「言った」「言わない」のトラブルを防ぐことができます。内容を整理して記録するためには、「いつ」「どこで」「誰が・誰に」「何を」「なぜ」「どのように」「いくつ」「いくらで」といった5W3Hを意識するといいでしょう。聞きもらしを防ぎ、あとから確認しやすくなります。

















