日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

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 日本ハムは新庄監督が就任して以来、開幕戦に勝ったためしがない。

 開幕から低迷、そのままシーズン終了という過去2年のパターンが、しかし、今年は変わるかもしれないという。

「新外国人のレイエス(28)ですよ」とは日本ハムOB。

 29日のロッテ戦に「6番・DH」で出場して4打数2安打1打点。六回には左中間に中押しの1号本塁打を放って勝利に貢献したメジャー通算108発の大砲が期待できるからだという。前出のOBが言う。

「メジャー実績のある助っ人といえば、稼ぐだけ稼いでいてすでにお腹いっぱい。変化球の多い日本の投手に対応しようとするどころか、腰掛けというパターンが多い。けれども、レイエスは違う。そもそもスイングがコンパクトなうえ、日本に骨を埋めるくらいのつもりで取り組んでいます。なにしろ28歳で子供が7人だか、8人もいるというんですから。まだまだ稼がなきゃならないし、目の色を変えるわけです」

 日本ハムで一発を期待できるのは昨季25本塁打の万波中正(23)ひとり。そこへ、もうひとり大砲が加わるだけに、ここ2年のように低迷しっ放しということはないというのだが……。

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