「理解者」遠のいた八村塁の心情やいかに…バスケ女子日本代表新HCに男子コーチのゲインズ氏就任の波紋

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 10日、日本バスケットボール協会はコーリー・ゲインズ氏(59)の女子日本代表の新ヘッドコーチ(HC)就任を発表した。

 ゲインズ新HCは現役時代にNBAのネッツや76ersでプレー。引退後はアシスタントコーチとしてサンズやニックス、ウィザーズなどで指導にあたった。

 22年からアソシエイトコーチとして男子日本代表トム・ホーバスHCを支えた「右腕」で、八村塁との関係も深い。

「ゲインズ氏は19~21年シーズン、当時ウィザーズに在籍していた八村をコーチとして指導してきた仲。パリ五輪の初戦、ドイツ戦で八村が不満げな表情でコートから引き上げるとき、ゲインズ氏が八村に一生懸命話しかけながらフォローしていた。おそらく、ホーバスHCの采配に納得がいかなかった八村を必死になだめていたのでしょう。技術的な指導はもちろんですが、八村にとってはメンタルサポーターとしてゲインズ氏が大きな役割を果たしてきた。心を許せる数少ないスタッフのひとりです」(バスケ関係者)

 昨年11月に日本バスケットボール協会や日本代表HCの人選に疑問を呈した八村は当時、こう言っていた。

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