著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

笹生優花、西郷真央、原英莉花らを輩出したジャンボ尾崎アカデミーは「ゴルフ教室」にあらず

公開日: 更新日:

 ゴルフ界注目の「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションsupported by ISPS HANDA」が2月1、2日の2日間、千葉県千葉市花見川区のアカデミー内で行われる。

 同アカデミーは、全米女子オープン2勝の笹生優花、昨年米女子ツアー新人賞の西郷真央、日本女子オープンなど国内メジャー3勝(通算5勝)の原英莉花ら多くのトップ選手を輩出したことで、プロを目指す若者の憧れとなっている。

 受験資格は新高校1年から大学生までの関東近県に在住する男女。尾崎が直接セレクションに立ち会い、合格者を決める。

 合格したからといって順調にプロへの道をたどっていけるわけではない。中には途中で脱落していく者がいるのも現実だ。

 その理由をかつて尾崎はこう語っていた。

「うちに来る生徒の8割は、ただ親が一方的に(ゴルフを)やらせて、子どもは何もわからないで、それに従っているケースが多い。それなのに結果がどうのと、こだわっている。何事でもそうだけど、最終的には本人次第なんだ。自分の目標、将来の姿をイメージしていれば、おのずとやることが見えてくる。西郷なんかは父親が厳しくて、子どもの頃、ボギーを打つとその場で50回の腕立て伏せをさせられたそうだけど、本人が将来の目標をきちんと立てていたから父親の厳しさをはね返す強さがあった。アカデミーに入る前も、入ってからも、自分の課題をきちんと把握していた。あの子のゴルフ脳が高いのは、自分を知っているということなんだ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    問題理事は軽い処分、小林浩美会長は無傷のバカらしさ…露呈した女子プロ協会の“身内びいき”と責任放棄

  2. 2

    国内女子「中堅クラス」の不甲斐なさ…トップ5の4人が消えプロ1、2年生の時代がやってくる

  3. 3

    “下半身醜聞”で出遅れ川﨑春花も狙える「全英女子への道」…出場権獲得条件は3通り

  4. 4

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 5

    女子プロ下半身醜聞“3股不倫”男性キャディーは「廃業」へ…9年の出禁処分が与える致命的ダメージ

  1. 6

    蝉川泰果が「海を渡る日」…史上最年少で国内メジャー3冠達成、松山英樹の後釜に名乗り

  2. 7

    川﨑春花が2位発進「気持ちよく…」下半身醜聞を吹き飛ばす今季初優勝なるか

  3. 8

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  4. 9

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 10

    松山英樹は衰えたのか、健在か…全米OP「世界で最もタフなモンスターコース」が試金石

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも