著者のコラム一覧
友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

「投手3人、捕手1人」を丸裸!サイヤング賞左腕から鉄人捕手まで網羅

公開日: 更新日:

マイケル・コペック(投手)超剛速球と自作自演の「コペック劇場」

 昨年7月にホワイトソックスからトレードで加入。移籍後は24試合で4勝無敗6セーブ、防御率1.13とセットアップ、クローザーとして大車輪の活躍を見せた。

 平均で159キロをマークする圧巻のフォーシームで相手打者をねじ伏せる。2018年にトミー・ジョン手術を受け、翌19年は全休。続く20年は新型コロナウイルスの感染予防を理由に2年連続でシーズンを全休した。ブランクが懸念されたが、全投球の8割を占める剛速球は健在。

 欠点はクローザーとして登板すると、力みから制球が乱れることだが、四球を連発しながらも、最後は三振で自ら招いたピンチを刈り取る。自作自演の「コペック劇場」が見ものだ。

■28歳 投手 190センチ 99キロ 右投げ右打ち
520万ドル(約7億8000万円)
67試合 6勝8敗15セーブ 防御率3.46

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  2. 2

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  3. 3

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  4. 4

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  5. 5

    ソフトB風間球打にはイップス疑惑…昨季のプロ野球“女性スキャンダル三羽ガラス”の現在地

  1. 6

    高市総裁は就任早々から人事で大混乱…女性応援団たちに“麻市内閣”ポストの目はあるのか?

  2. 7

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 10

    くも膜下出血で早逝「ブラックモンブラン」41歳副社長の夫が遺してくれたもの…妻で竹下製菓社長が告白