中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

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 中日OBは「井上監督の期待値は高いが……」と、こう続ける。

「もともとブライトは守備に難があり、ただでさえスタメンでは使いにくい選手。今季の外野は細川、岡林が不動で、残り1枠を上林やカリステらが争っている状況なので、なおさらでしょう。さらにブライトをスタメン出場させると、試合終盤の代打をどうするかの問題も出てくる。ブライトはまだ25歳。このまま『代打の神様』を任せるのも、もったいない話だが……」

 お立ち台では「サイコーでーす!」「やりましたー!」と絶叫し、中継アナから「元気いっぱいのブライト選手」と言われるなど、ほほ笑ましさもある大卒4年目。

 井上監督も「思い切りの良いところが彼の持ち味。ベンチにいても、ゲームに入り込んでくれる元気印。こういう状況を打開するのはアイツしかいない」とべた褒めだったが、そんな元気印の起用法に頭を悩ませることになりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、中日といえば根尾昂はいつまで経っても殻を破れず苦しんでいる。そんな根尾に対し、権藤博氏は本誌コラムの中で、「元凶は定石を度外視、一貫性も覚悟もない指揮官だ」とバッサリやった。いったいどういうことか。権藤氏ならではの視点とは。

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