甲斐拓也「守りだけ」じゃなかった!巨人は嬉しすぎる大誤算 8日は殊勲打でセ2位の打率.375

公開日: 更新日:

 巨人の6番・甲斐拓也(32)が殊勲打を放った。

 昨8日のDeNA戦。1点差に迫った八回2死一、二塁でDeNAの3番手・伊勢から右前にはじき返す同点タイムリー。試合はそのまま引き分けた。

 この日は2安打で打率はリーグ2位の.375。昨年まで在籍したソフトバンクでは通算打率.223、本塁打は2021年の12本が自己最多だった。「守りの男」がバットでも戦力になっているのだ。

 うれしい誤算だが、キャンプの際、「20本塁打ぐらい打てる力はある」と言って周囲を驚かせたのが阿部監督だった。

 ただし、これは「打撃改造」の条件付き。甲斐は宮崎1次キャンプでは、本塁打狙いにも見える極端なアッパースイングを繰り返していた。しばらく静観していた阿部監督だったが、沖縄2次キャンプで動いた。

「フライボール革命なのかよく分からないけど、あれやめた方がいいんじゃない? って。あれで3割30本打った人はいない。ライナーを打ってくれって言った」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波