巨人・田中将大「中13日」ローテで200勝到達大作戦!登板日変更のウラに阿部監督の親心

公開日: 更新日:

 田中将大(36)が巨人デビュー戦を586日ぶりの勝利で飾った。

 昨5日の敵地での中日戦で今季初先発。いきなり連打を浴びて招いた無死一、二塁のピンチで、石川を併殺打に仕留め無失点。三回に犠飛で1点を失ったものの、五回1死満塁のピンチも細川を併殺打に切って無失点に抑えた。5回96球を投げ、3四球で5安打を浴びながら1失点の粘投。五回のピンチで2度マークした149キロは、巨人入り後最速だった。

 楽天時代の昨季は1登板で0勝に終わったが、5点の援護もあって今季初勝利。通算198勝目に田中将は「五回までバックに守ってもらった。捕手の(甲斐)拓也に引っ張ってもらって感謝しかない。(2打点の)坂本と2人で存在感を出せたかな」と汗をぬぐった。

 開幕ローテ入りが内定した当初は、翌日に試合がないことで中継ぎ投手がつぎ込める日曜日に登板する予定だった。それが直前に木曜日登板のローテに変更になった。さる巨人OBがこう言った。

「開幕ローテ6番目の最後のイスに、実績のない石川が滑り込んだことで、田中将が序列で5番目に繰り上がった。ただ、それ以外にも、阿部監督に考えがあったようです」とこう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状