佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

公開日: 更新日:

5月は強力打線相手に真価が問われる

 とはいえ、メジャー平均を下回る球種に頼らざるを得ないのが現状では、つかまるのも時間の問題ではないか。

 この日の佐々木は運も味方した。ドジャースは一回裏、同点に追い付き、なおも2死二塁でエドマンの当たりは平凡な二ゴロだったが、まさかの悪送球で逆転。三塁走者が浅い右飛にいったん躊躇しながら本塁に突っ込んで憤死するパイレーツの拙攻や、中堅のパヘスが本塁打性の当たりをジャンピングキャッチするなど味方の再三の好守に助けられたのは事実だ。

 パイレーツは27日現在、ナ・リーグ中地区最下位。21本塁打がリーグワーストなら、総得点100はリーグ14位と攻撃力が脆弱。

 佐々木が今後も毎週日曜に投げるとすれば、5月はブレーブス、ダイヤモンドバックス、エンゼルス、メッツと対戦する。いずれも打線が活発なチームだ。

 試合後の本人が「いい軌道で投げられた」と言えば、同僚の大谷翔平(30)も佐々木について「安定していた」とコメントしたが、来月は真価が問われることになる。

  ◇  ◇  ◇

 これまで味方に大きく助けられてきた佐々木だが、元来の「自己チューぶり」が露呈したら、あっという間にド軍ナインの心が離れてしまうかもしれない。いったいどういうことか。いま、もっとも気を付けるべきこととは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情