巨人・山﨑伊織「開幕から35回無失点」を継続…身内もビックリなセ新記録の裏に「2つの変化」

公開日: 更新日:

「いずれはメジャー」の夢

「どちらかというと引っ込み思案。開幕投手をやらせろ、なんて言うタイプじゃなかったのに、自信がついてきたのか、積極性が出てきた」

 普段は物静かな男が、前のめりになってきたというのは大きな変化だ。

「明石商時代は2番手投手。東海大時代は上級生になって右ヒジを故障。どこか自信を持てないのは控え人生だったから。それでも『いずれはメジャー』という夢があるそうだし、その前に来年のWBC侍ジャパンのメンバーとして出場したい野望がある。この調子なら、巨人からはエースの戸郷に代わって選ばれそうな勢いです」(球界関係者)

 この日、阪神をかわして首位に浮上した巨人。阿部監督は試合後、「素晴らしい投球。もう100点。素晴らしい記録」と賛辞を惜しまなかった。なお、開幕から連続イニング無失点のプロ野球記録は38回3分の1。山﨑は次戦、プロ野球記録へ挑むことになる。

  ◇  ◇  ◇

 一方、巨人で窮地に陥っているのがプロ3年目の浅野翔吾だ。キャンプこそ一軍帯同していたが、開幕直前に二軍落ち。そこでも振るわず先月25日、育成選手ばかりの三軍に落とされた。そんな浅野を取り巻く「絶望的な状況」とはどのようなものか。いま、何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗