激化するナ・リーグ打撃タイトル争い…ドジャース大谷翔平の“分割払い契約”は敵に塩を送る結果に
ナ・リーグの打撃タイトル争いが混沌としてきた。
ドジャース・大谷翔平(31)は日本時間7日のカージナルス戦でメジャー通算1000安打となる39号2ランを放った。7日現在、40本塁打、94打点ともリーグトップのフィリーズ・シュワーバーを大谷が1本差で追っている。
2022年に46本塁打でナのホームランキングのタイトルを獲得したシュワーバー。7月のオールスターでは史上初めて行われたホームランダービーのスイングオフによるタイブレークで、3連発を放ってリーグに勝利をもたらすなど、勝負強さが売りだ。22年以来3年ぶりにタイトルを獲得してチームの地区連覇に貢献しようと目の色を変えており、終盤戦はクラッチヒッターとしてますます機能しそうだ。
シュワーバーは今季終了後、4年契約が終了し、FAになる。フィラデルフィアの地元メディアなどによれば、今オフのFA市場の目玉の1人で、本人は総額200億円規模の大型契約を希望しているという。
フ軍は22年にレッドソックスから移籍して以降、シュワーバーの長打力を武器にしたチームへの貢献度を高く評価し、再契約を検討している。